電気圧力鍋でご飯は炊ける?炊飯器との違いと「1台で済ませたい人」の選び方・おすすめ3選【2026年】
「電気圧力鍋を買うなら、炊飯器はもういらないのでは?」。キッチンが狭い一人暮らしや、家電を減らしたい人ほど、一度は考えるはずです。
結論から言うと、炊飯メニューのある電気圧力鍋なら、ご飯はふつうに炊けます。ただし、炊飯器とまったく同じ使い勝手になるわけではありません。炊き上がりの食感、保温、炊いている間に他の料理ができない点など、知っておきたい違いがいくつかあります。
この記事では、電気圧力鍋と炊飯器の違いを4つの観点で整理したうえで、「1台で済ませてよい人」「2台持ちにすべき人」の目安と、炊飯に対応した電気圧力鍋のおすすめ3選を紹介します。
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電気圧力鍋と炊飯器の違いは4つ#
1. 炊き上がり:もっちり食感になりやすい#
電気圧力鍋は圧力をかけて100℃以上の高温で炊くため、粘りの強い、もっちりとした炊き上がりになりやすいのが特徴です。この食感が好きな人には魅力ですが、炊飯器のように「しゃっきり」「やわらかめ」と銘柄や好みに合わせて細かく炊き分ける機能は少なめです。水加減を少しずつ変えて、自分好みの硬さを探す必要があります。
2. 時間:加圧の時間は短いが、トータルは大差ないことも#
加圧そのものは短時間で済みますが、圧力が上がるまでの時間と、圧力が下がるまでの時間(蒸らしを兼ねる)がかかります。そのため、白米を炊く時間は炊飯器の早炊きと大きく変わらないこともあります。差が出やすいのは玄米で、圧力をかけることでやわらかく炊き上げやすいのは電気圧力鍋の強みです。
3. 保温:長時間の保温は炊飯器のほうが得意#
炊飯器は「炊きたての味をできるだけ長く保つ」ことに特化しています。電気圧力鍋にも保温機能はありますが、朝炊いて夜まで保温しておくような使い方は炊飯器ほど得意ではありません。炊いたら早めに食べる、余った分は冷凍する、という使い方が前提になります。
4. 同時調理:炊飯中は鍋がふさがる#
いちばん大きな違いはここです。電気圧力鍋でご飯を炊いている間は、同じ鍋でおかずを作れません。カレーを作るならご飯は別に用意する必要があります。「ご飯もおかずも電気圧力鍋に任せたい」と考えている人は、この点で2台持ちを選ぶことが多いです。
1台で済ませてよい人・2台持ちにすべき人#
電気圧力鍋1台でよい人
- 一人暮らし・二人暮らしで、ご飯を炊くのは週に数回
- 炊いたらすぐ食べる、余りは冷凍ストックする
- キッチンが狭く、家電を1台でも減らしたい
- 玄米をやわらかく炊きたい
炊飯器と2台持ちにすべき人
- 毎日ご飯を炊き、家族が時間差で食べるので保温が欠かせない
- ご飯とおかずを同じ時間帯に仕上げたい
- 銘柄ごとの炊き分けなど、ご飯の味にこだわりがある
ご飯の味にこだわりがある人は、炊飯器側を充実させるほうが満足度は高くなります。炊飯器選びはマイコン・IH・圧力IH炊飯器の違いで詳しく比較しています。
炊飯に対応した電気圧力鍋おすすめ3選【2026年】#
いずれも炊飯メニューを備えた電気圧力鍋です。ご飯の炊き分けにこだわるならタイガー、容量重視ならアイリスオーヤマ、時短重視ならシロカ、という順で紹介します。
1. タイガー 電気圧力鍋 COOKPOT COK-A220#
炊飯器メーカーとして知られるタイガーの電気圧力鍋「COOKPOT(クックポット)」です。炊飯メニューを備え、煮込みなどの圧力調理と炊飯を1台でこなせるのが特徴で、「ご飯もちゃんと炊きたい」という人が電気圧力鍋を選ぶときの有力候補になります。コンパクトなサイズで、一人暮らしや二人暮らしのキッチンにも置きやすいモデルです。炊飯器を手放して1台にまとめたい人は、まずこの機種から検討するとよいでしょう。
こんな人におすすめ
- 炊飯器を手放して、電気圧力鍋1台にまとめたい方
- 炊飯器メーカーの電気圧力鍋を選びたい方
- 一人暮らし・二人暮らしで置き場所を取りたくない方

2. アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 PC-MA4#
アイリスオーヤマの「PC-MA4」は、満水容量4L・調理容量2.6Lで、3〜4人分をまとめて作れるモデルです。圧力調理のほか、炊飯・低温調理・無水調理・発酵・保温に対応しています。家族分のご飯を炊く日もあれば、カレーや煮物をまとめて作る日もある、という使い方に向いた容量です。炊飯と大量調理の両方をこなしたい家庭の「2台目」としても使いやすい1台です。
こんな人におすすめ
- 3〜4人家族で、ご飯もおかずもまとめて作りたい方
- 低温調理や発酵など、炊飯以外の機能も使いたい方
- 炊飯器と2台持ちで、おかず担当として使いたい方

3. シロカ おうちシェフ PRO 電気圧力鍋 SP-2DP251#
シロカの「おうちシェフ PRO SP-2DP251」は、自動減圧機能を備えた容量2.4Lのモデルです。電気圧力鍋の炊飯で意外と時間を取られるのが「圧力が下がるのを待つ時間」ですが、自動減圧があるとこの待ち時間を短くできます。高い圧力(95kPa)での調理や予約プログラムにも対応し、煮込みから炊飯まで幅広くこなせます。少人数で、とにかく時短を重視したい人に向いています。
こんな人におすすめ
- 圧力が下がるまでの待ち時間を減らしたい方
- 一人暮らし〜3人程度の少人数世帯の方
- 煮込みや無水調理もよく作る方

3機種の比較#
| モデル | 容量 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| タイガー COOKPOT COK-A220 | コンパクト | 炊飯器メーカーの電気圧力鍋・炊飯メニューあり | 1台にまとめたい少人数世帯 |
| アイリスオーヤマ PC-MA4 | 満水4L(調理2.6L) | 炊飯・低温調理・発酵にも対応 | 3〜4人家族・まとめ調理 |
| シロカ SP-2DP251 | 2.4L | 自動減圧で待ち時間を短縮 | 時短重視の少人数世帯 |
※炊ける合数・対応する炊飯メニュー(白米・玄米など)は機種ごとに異なります。購入前にメーカーの商品ページで確認してください。
よくある質問#
Q1. 電気圧力鍋で炊いたご飯は、炊飯器と味が違いますか?#
A. 圧力をかけて高温で炊くため、もっちりとした粘りのある炊き上がりになりやすいのが特徴です。一方、炊飯器のように銘柄や好みの硬さに合わせて細かく炊き分ける機能は少ないため、「いつもの炊飯器と同じ味」を求める人は違いを感じることがあります。水加減を少しずつ変えて、好みの硬さを探すのがおすすめです。
Q2. 炊飯器を処分して電気圧力鍋1台にしても大丈夫ですか?#
A. ご飯を炊くのが週に数回程度で、炊きたてをすぐ食べる生活なら1台で十分まかなえます。ただし、炊飯中はおかずの調理に使えず、長時間の保温も炊飯器ほど得意ではありません。毎日ご飯を炊いて保温しておく家庭や、ご飯とおかずを同時に作りたい家庭は、炊飯器と2台持ちのほうが結果的にラクです。
Q3. 電気圧力鍋で玄米や雑穀米も炊けますか?#
A. 炊飯メニューに玄米が用意されている機種が多く、圧力をかけることで玄米もやわらかく炊き上げやすいのが電気圧力鍋の強みです。ただし対応メニューや水加減は機種ごとに異なるため、取扱説明書やメーカーの商品ページで、玄米・雑穀米が対象になっているかを確認してください。
まとめ#
電気圧力鍋でも、炊飯メニューのある機種ならご飯は炊けます。炊飯器との違いは次の4点です。
- 炊き上がりはもっちりしやすく、細かな炊き分けは苦手
- 白米の炊飯時間は炊飯器の早炊きと大差ないこともあり、玄米では強みが出る
- 長時間の保温は炊飯器のほうが得意
- 炊飯中は鍋がふさがり、おかずを同時に作れない
ご飯を炊く頻度が少なく、炊いたらすぐ食べる人は電気圧力鍋1台で十分です。1台にまとめるならタイガー COK-A220、家族分をまとめて作るならアイリスオーヤマ PC-MA4、時短を重視するならシロカ SP-2DP251 が候補になります。
電気圧力鍋そのものの選び方は電気圧力鍋 初心者おすすめ4選、一人暮らし向けのサイズは一人暮らし向け小型電気圧力鍋おすすめ5選もあわせてどうぞ。
この記事の結論:ここまで読んで迷いが残るなら、本文で最初に紹介した「タイガー 電気圧力鍋 COOKPOT COK-A220」から検討を始めるのが近道です。価格と在庫はAmazonで確認できます。
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